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文学座俳優・本山可久子による朗読 久保田万太郎『好晴(こうせい)』

演劇

2022/03/08 公開

久保田万太郎は文学座創立者の1人であり、俳誌「春燈」を創刊・主宰した俳人として知られています。江戸言葉を使い下町情緒を写実的に独特な筆致で描いた戯曲を数多く、今回は芸者を引退した女性三人のあり様を描いた『好晴』を、3月アトリエの会『コーヒーと恋愛』に出演し、万太郎作品に数多く携わってきた本山可久子による朗読でお届けします。
『好晴(こうせい)』登場人物
・おせい(職業なし。夫を失へる女)
・おひさ(茶の湯の師匠。夫を失へる女)
・おかよ(小唄の師匠。夫を失へる女)
・肉屋の主人
・女中
出演:本山可久子
撮影・編集:田中雄一朗
於:信濃町・文学座アトリエ
http://www.bungakuza.com/


文学座アトリエ

1950年竣工(伊藤義次設計)。
15世紀末から約1世紀続いたイギリスの建築様式、チューダー様式が採用されています。文学座の稽古場であり、前衛的実験的な作品を上演する「アトリエの会」を行う文学座の拠点。従来の勉強会とフランス演劇研究会の技芸修練の目的と前衛精神を引き継ぎ、1950年より現在に至るまで「アトリエの会」の上演場所として活動を続け、日本の演劇界に歴史を刻み続けてきました。
また附属演劇研究所の発表会なども行われており、劇団のほぼ全ての演劇活動がこのアトリエで作られています。
劇団の創造と修練の場として、文学座アトリエは今なお活動し続けています。
2019年に新宿区の地域文化財に登録されました。

[所在地]
〒160-0016東京都新宿区信濃町10番地
[WEB]
http://www.bungakuza.com/about_us/atelier1.html
[SNS]
@bungakuza
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